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葬儀や相続、遺言、離婚、詐欺についてのブログ 新潟県三条市/牛腸事務所
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こんにちは

土日にも関わらず、反響が大きいために年金記事を書き続けている私ですが、ここで全てを書ききってしまわないと、どうにもこうにも私の気持ちも納まりがつかないため、お付き合いください。

今日は前回の続き、私の素朴なる年金に対する疑問です。


年金記録の不照合は意図的に行われていたのでは、と思うのは私だけなのでしょうか。
積立金を不祥事でスッてしまったから帳尻合わせで記録を破棄している(いた)のでは!?
違いますかねぇ、こうしてスッた積立金分程度に合わせた記録分を消してしまえば、簡単に帳簿上プラマイゼロのとんとんということにできてしまうのですが・・・
しかも共済年金部分についてはほとんど間違いがない、というのも怪しいと思いませんか!?
同じように管理されているはずなのに、片やは杜撰で片やは完璧・・・
消された記録総数は発覚してしまった分だけでも5000万件プラス1400万件で6400万件となるわけですが、本当にこれだけの数の不明分が出てくることなど通常では考えられないことだと、皆さんも思いませんか!?
真偽のほどが闇の中から出てくることは、まずあり得ないとは思いますが、私は非常に疑問に思えて仕方がありません・・・
因みにこれと似たような台帳に、戸籍や住民票、登記簿などがありますが(所管は総務省・法務省)こちらもごく稀に間違いはあるものの、これだけの数の誤りは過去の私の経験上、絶対にないと断言できますから。
帳簿操作を行うために行われたのが今回の消えた年金の真実だとしたら、皆さんはどのようにそれを受止めますか!?


一連の社保庁関連事件は氷山の一角だと思うのは私だけなのでしょうか。
他の省庁でも同じようなことをやってるんじゃないの!?
社保は完全に見せしめのイケニエになったようですが、これを教訓に「社保は散るべくして散っていった、諸君らは大丈夫かと思うが、不正とは、発覚するから不正なのである。発覚しない不正、それこそが我々の糧のもととなるのである!!然るに・・・」などと訓示がなされていなければよいのですが・・・


世代間扶養って、後から付け足したまがいものだと思うのは私だけなのでしょうか。
年金制度発足当初は支払い額よりも徴収額が多かった!!
当然なのですが、社保を中心とするこの国家的詐欺集団は、その余剰金をジャブジャブとドブに捨てたり(何とかピアや何とか会館、何とか病院など、利益より損益優先の施設は有名ですね)、シロート丸出しの投資で大失敗を犯したり(他人の金でギャンブルをしてマジになれる人って希少ですよ)、自らの私腹を肥やすため(これこそまさに消えた年金と言えるでしょう)に使っていたことは間違いのない事実です。そして、いざ支払い額が徴収額と同程度になった頃から生み出された造語がこの世代間扶養であろう、と私は考えます。
皆さん(私含む)も都合が悪くなったら何とか辻褄を合わせようと必死になりますよね(汗)
一見立派な感じともっともさを持ち合わせていますが、何故皆さんが年金=自分が納めた分を利息付でもらえる、と今も考え続けるのでしょうか!?
国民年金は、創設当初の昭和36年、「完全積立方式」を採用していました。
積立と書いてあるように郵便局の養老年金のような感じで始めたのでしょうが、一説によると旧郵政省が養老年金的商品を既に発売していたにも関わらず、金融に関するノウハウや実績も何もない厚生省に、財源が少ない省の財源確保のために強制加入年金制度を、ということで創設された、という噂もあるようです。
まさにこれが今となっては 「気違いに刃物」、だったことは言うまでもありません・・・
しかし、昭和40年代の法改正で給付額を大幅に引上げると共に、保険料も段階的に引上げましょう、としたことから、「修正積立方式」へと移行しました。
この部分までが、納めた分を利息付でもらえる、といった内容の健全な年金運営だったといえるでしょう。
しかしその後、昭和50年代後半から、年度内の年金給付に必要な費用を、その時々の保険料で賄わなければならない部分が拡大し、現在の「賦課方式」に移行したということなのです。
ここまでくると最後のあがき、恐怖の自転車操業状態になってしまった、ということです。
これが昭和61年に新年金制度をでっち上げなければならなくなった原因であり、この賦課方式と呼ばれるようになった頃から、世代間扶養などという鬱陶しい言葉が使われるようになったのです。
つまり、さきに言った不祥事の数々のお陰で、積立金をあっさりスッてしまったために、今の状況に陥ってしまった、という迷惑千万なお話であり、健全なる年金財政運営期間はたった20数年しか存続できなかった大マヌケな省庁と制度だったということなのです。
皆さんはご存知でしたか!?


そもそも厚労省自体がロクでもないことしかしない省庁だと思うのは私だけなのでしょうか。
不祥事の数より多く、国民のために有益なこと、何かしましたっけ!?
介護事業でまたまた問題が発生してますよね。そう、コムスンのことです。
あれもいい加減な管理体制と、いい加減なザル法のお陰で起こっている事態です。
この程度のこともキチンとできない、こうした組織こそ真っ先に解体し、悪を根源から絶やさなければ決定的な解決とはならないでしょう、「くさい臭いは元から絶たなきゃダメ!」!と過去のCMでも言っていたように。


年金保険料を支払っていてよかった、と思えるのは、今現在老齢年金を受給している人たちが最後だと思うのは私だけなのでしょうか。
現に保険料アップ、年金カットで本当にいいの!?
善良なる日本国民(反語→悪辣なる日本国民を騙るタヌキ)の誰もが納得しないまま、これで社会保険料の名の下、半強制的にお金が徴収されるという事実は今後も全く変わることはありません。これでは世界的に見ても類稀なる国家公認詐欺集団としか言いようがないではありませんか・・・
因みに、国民年金の支払いを滞りなく続けた人(約40年間納付済み)が、年金受給開始年齢直前に亡くなった場合、死亡一時金としてたったの30万円前後の支払いだけでチャラにされてしまうのですが、皆さんはご存知でしたか!?
40年間地道に払い続けた保険料の、実に直前たった2.5年分程度の還元で納得させられることは、故人にとっても家族にとっても、さぞかし無念の極みでしょう・・・


自らに責任があることを無視した物の言いように腹立たしく思うのは私だけなのでしょうか。
突合(とつごう)だの訳の分からん言葉でごまかしてる場合じゃないでしょうよ。
それに社保庁長官が年金管理の現場にいたわけじゃないんだから、責任の擦り付け合いはみっともないですよ。もしも長官に責任があったとしたなら、その長官を管理する立場にあった内閣や厚生省にも当然に責任があるではないですか・・・


亡くなった方の年金まで遡って支払うようですが、誰がそれを受取るのかがわからない、と思うのは私だけなのでしょうか。
そもそも死人に口なし、申請などできないのでは!?
この場合の年金の受け取り先がわかりません。亡くなった後の未支給年金を受けた遺族が受け取る権利を有するのでしょうか!?しかしその不払い年金は本来、生前に受取るべき年金であったと考えられることから、相続財産の一部になってしまう可能性が高いのではないでしょうか。もしも亡くなった方の分の年金が支払われる場合、どうか責任を持って相続年金の分配までしてほしいものです。また、その際には厚生労働省様から私たち事務所宛てに、相続人の調査などの委嘱をしていただきたいものと所望いたします。
もちろん依頼料は法外な、厚生労働省特別優遇価格 (非課税)で、ということは申すまでもございません。
首を長くしてお待ちしております(礼)←これで依頼が来たら大笑い!!く・る・わ・け・な・い・で・しょ♪


サラ金の過払い利息より厚労省の不払い年金のほうが罪なのでは、と思うのは私だけなのでしょうか。
サラ金は一時的にせよ、当事者を救ってくれていますよね!?
どっちもどっちでしょう、と言われればそれまでですが、過払い利息については証拠が必ず残る仕組みとなっているため、比較的簡単に返還請求を行うことができます。それに比べると不払い年金は・・・
また、こんな考え方もあります。
過払いで返還されたお金を見たら、ラッキー、助かった!!と思うでしょう。
でも、本来もらえた不払い年金をもらったとしても・・・当たり前としか思えない。
人の心理とはこのようなものです。


だいたい以上ですが、まだあるんじゃないの?という方は消えた年金とは4をこちらからお読みください。ほとんどセットで一つのようなものですが、あまりに長文化したため分割して掲載してあります。

それではまた。


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こんにちは

年金記事になるとつまらない、とお思いの方も多いとは思いますが、この件について率直なる私の疑問を今日は長岡花火の如く盛大にズラズラ並べてみたいと思います


これが一企業の不祥事であった場合、強制捜査されるはずなのに、と思うのは私だけなのでしょうか。
どうしてこれが組織的な犯罪として捜査対象にならないのかがナゾですよね!?
「税金と社会保障費は我々のドル箱ですから、不利な結果しか出てこないであろう捜査など、とても容認できるわけがないではありませんか!!」と、はっきり説明されれば少しは納得するんですけどねぇ、まぁいいではありませんかと。←いいわけないっ!!


社保庁を含む厚労省などの会見内容はおかしいと思う、のは私だけなのでしょうか。
何はともあれ謝罪から入るのが礼儀ではないのですか!?
ふんぞり返って都合のいいことばかりを並べても、既に信用はゼロですよ。
それにその態度はいけません。
何でオイラが責任者ん時に、こんな問題が出てきちゃったんだろ・・・
って見え見えですよ、あなた方。


自らの失敗を他人の金で解決するのはおかしい、と思うのは私だけなのでしょうかでしょうか。
調査費1000億円はどこからでてくるの!?
税金か年金から出てくることはわかっていますよ!!それで本当にいいのですか!?そんな調査費を出すくらいなら素直に推定不払い年金2500億円にプラスして、実質損害賠償として割増して支払ったほうがお互いのためにいいんじゃないですか!?まだまだそれでも社保の利権を狙うハゲタカに金を流さなければ、事態の収束が図れないのでしょうか!?アタマのいい人たち=お上の考えは、時に私たち凡人の正常な脳を悩ませますねぇ・・・このからくりがわかったら「アハ体験」で脳が活性化する、という厚生的メリットでもあるのでしょうか!?


年金記録を新たに照合できるわけなどがない、と思うのは私だけなのでしょうか。
廃棄分まで照合できる!! と豪語してるけどどうやって調査するの!?
ロシア政府公認の敏腕超能力者なんぞを招聘し、「ここが保管されていた書庫です、残存思念やら記録簿映像が残っているはずですので・・・」ってな具合に画用紙に絵や文字なんかを書かせるつもりなのでしょうかね(ははっ)それで解決できれば大したものですが・・・獲らぬタヌキの皮算用、あっ!タヌキはやつらか・・・煮ても焼いても喰えんけどね・・・
ならば吊って差し上げたら・・・というブラックジョークが聞こえてきそうなのが怖い・・・


社保庁の不正な遣込みすら全然解決してないじゃないの、と思うのは私だけなのでしょうか。
数人が軽ーい処分をされただけで、本当に終わっていいの!?
皆さんも思い出してみてください、解体のきっかけはここだったはずなのに、何故か完全に忘れ去られています(忘れさせられています)これは、社保に利権を求め続けてきた、社保存続を求める一部タヌキ達による議論のすり替えによるもので、社保自体を延命しようとする姑息な内部告発がきっかけなのだそうです・・・


国民年金満額もらって老後は安心・・・ウソだと思うのは私だけなのでしょうか。
お役人様は一般庶民がどんな生活をするとお考えなのでしょうか!?
満額で年間80万円足らず、月間6万円強でいったいどうやって暮らせというのか・・・詳細は厚生労働省推薦テレビ番組"獲ったどぉぉぉぉ!!"で有名な「いきなり黄○伝説 ~過酷、月6万で暮らすビンボー庶民~」をご覧にあれ・・・・・・


弁護士・税理士が年金記録判定員って、単に相談者に対するプレッシャーをかけるためだけだと思うのは私だけなのでしょうか。
年金について何かこの人たちにできるものってあるのでしょうか!?
一般弁護士の相談費用は1時間あたり2~3万円であることから、これらの人たちにかかる費用って一体いくら位なんだろう!?仮に1時間2万円で週1回月間4回出たとして計算してみると・・・2万円×8時間で1日あたり16万円、さらに×ことの4回で・・・一人当たり月64万円のボロ儲け!! 更に常駐で毎日入れ替わり立ち代りしたとしたら・・・土日抜きの単純×5日で月320万円の費用が水泡と化す!! ただしこれは、あくまで一人の弁護士を雇った場合なので、これが複数になると・・・天文学的数値になると思われますが、これを無駄遣いと感じる私のアタマがおかしいのでしょうか・・・


一般の労務士に会が無料相談を指示する、って勘違いも甚だしいと思うのは私だけなのでしょうか。
年金の支払いを事業主に代わってやっているのが労務士だから!?
一般的に多いのはそうでしょう。ただし同じ労務士でもウチはそういった手続きなどを一切行っておりませんし、当初から年金請求の側の味方としてやってきているので、こうした声明は明らかに営業妨害以外のなにものでもなく迷惑この上ないことです。それこそここで原則無料宣言をされた暁には、過去に有料で行った同様の年金手続きご依頼者に対し、私は何と説明したらよいのでしょうか。
有料年金相談は労務士の専売特許だったはずですが、それを自ら否定するかのような今回の意味深発言の背景にはいったい何が・・・ハナから無料相談というのであれば、労務士以外の誰がやってもよいではありませんか!!
反論として「原則無料で・・・」と言った、という口実で言い逃れることは明白なのですが、一般の方々が原則の正しい意味を必ず知っておられる、とでも思っているのでしょうか!?
因みに原則とは、必ずそうしなければならない、という意味ではなく、基本的にはそうしなさい、ただし何か事情がある場合には、基本から外れたことをしてもいいですよ、という意味です。
「会長さんがタダって言ってるんだから、タダでやりなさいよ!!」 もっともなご意見でしょうが、その際私は正当な理由に基づき依頼を拒否させていただきます。司法書士でも簡易裁判所で代理できる一事件金額は140万円以下と決められております。何年も前の不払い年金の総額と将来に渡って受取る年金の差額はそれを超えるものも存在するでしょう・・・故にタダで責任を負えるような代物ではない、という理由からです。


こんな年金制度なんぞ無くなった方がマシ、と思うのは私だけなのでしょうか。
普通ならここで一時清算して仕切り直すのが大人だと思うのですけど!?
100年安心年金制度ができました!!などと戯けた事を抜かしている場合ではないでしょう。国民皆年金制度の発足は昭和36年です。(それ以前から軍人年金や職域年金などは存在)それからわずか50年すら持たずに転覆寸前なこの制度。なのに100年の安心保証をつけるのは表示法違反、誇大広告なのではありませんか!?
「ジャロに電話をしてみてはどうジャロ」と、笑点でおなじみ林家喜久蔵師匠は朗らかに叫んでいますが、残念ながらこの件については当のJARO、黙認のようです・・・


と、まぁこんなものなのですが、私的には裁判員よりも公務員や議員こそ抽選で決めるべきものであって、任期は数年とし、こうした小学校の学級崩壊後のホームルームのような幼稚なやり取りをなくすのが一番いいと思うのですが、皆さんは如何お考えでしょうか?

まだまだ読み足らん!!と言う方は消えた年金とは5へこちらから

それではまた。


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こんにちは

今日も昨日に引き続き 消えた年金 について一般的かつ普通にまともな検証を、と思います。

さて、昨日は再々々々々々々・・・照合はどこまでできるのか、といったところまでで終わってしまいましたが、この照合、まずやっても意味のある結果は得られない方の確率が圧倒的に高いでしょう。

なぜならば、

◆ 過去の記録はカタカナの名前と住所、生年月日を記したものでしかない

これが何を示すかは、ご聡明な皆さんであればすぐにわかることであろうと思います。
例えば私の名前
牛膓 智 ←正しい読み方は "ごちょう さとし" です。
しかし、三条市近郊以外の地域では苗字部分を「ぎゅうちょう」と読むのが一般的なようです。皆さんもそうは思いませんでしたか!?
さすがに「ギョウチュウさん」と呼ばれたときには、あまりの哀しみに、笑顔のまま炎の昇龍拳無限連続コンボを喰らわした挙句に土下座させてやりましたが・・・
更に名前は「さとる」「あきら」「とも」などなどいろいろな読み方が存在します。
そのうちのたった1つが違うだけで、別人28号になってしまっている、というのが過去の年金記録なのです。
どうでしょう。
様々な読み方の組合わせでできている日本伝統の美しき素晴らしい漢字
これを照合することは可能でしょうか?

◆ 以前の年金手帳発行数は3億冊

意外と思われるかもしれませんが、以前は国民総数より多い年金手帳が発行されていたのです。
なぜ?
この理由は発行の方法が今と違い、転職、結婚、転居などの度に新たな手帳を発行しまくっていたから、というのが原因です。
手帳自体をどれだけ発行しようとしまいが関係ないのですが(無駄遣いということにはなるでしょうけど)その管理をどのようにしていたのか、というところに問題があったようです。
当時は手書きの紙ベースでの管理ですから戸籍や住民票のように管理されていなければ、当然訳が分からなくなり、今回のような事態になってしまう、といったことを容易に想像できる、私がおかしいのでしょうか!?
まさにミステリーです。

◆ 以前の国民年金の窓口は市町村役場だった

完全に引き継ぎミスだったのでしょう、としか言いようがありません。
しかし、すでに当時の職員(役場も社保も)の大半は定年退職され、職域加算をプラスされた老齢共済年金を受給し、幸せな老後を送られています。
彼らが無償のボランティアで、なおかつ責任のある年金記録に関し協力する訳などがなく(皆さんもそうした立場なら、触らぬお上に祟りなし。と思いますよね)これこそ時効だわ!!と知らぬ存ぜぬで全ては闇へと葬り去られます。
注意
今でも国民年金についての一部については、市町村役場で扱っています。

◆ パソコンへの入力作業

昭和時代のパソコン認知度は、今とは比べ物にならないくらい非常に少なかったことは皆さんもご存知ですよね。
そんな時代に、本当に責任ある正職員が入力をしていたのかが更なる疑問です。
恐らくは、パソコンという海のものとも山のものともわからない物体への拒絶感と、入力という単純作業の連続ということで、全くの無責任なアルバイト職員に入力をさせていたものがあることと思われます。
私も実際にやったことのある人と会ったことがあるくらいですから、これは相当の確率で当たっているはずです。
この場合、まずそこで、最終チェックをする人物が存在したか否かですが・・・
「法律に則って正確に処理しております」
某元大臣の如く、という回答しか返ってこないのが関の山ですね。


以上こんな感じですので、年金記録の通知が来るかも!! などと安易に待っていると忠犬ハチ公になるのは必至です。
不安(不信)のある方は、何でもいいので、とりあえず証拠になりそうなものを探し(給与明細や住民票の附票なんかもいいかと思います)近くの社会保険事務所へ急ぎましょう!!

交渉の手順は
年金加入記録を出してもらう
自身の証拠と照合させる
おかしい、と思った部分を書き出し指摘する
といった単純なものです。

もしも、それでダメならご相談ください。
私は庶民の味方をする珍しい社会保険労務士ですから。

それではまた。


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こんにちは

連日連夜、当たり前のように報道されている「消えた(消された)年金」、「宙に浮いた(浮かされた)年金」、「闇に消えた(葬られた)年金」問題ですが、充実した真相解明がなされる前に、終焉を迎えることのないようにしてほしい、と願うのは皆さん共通のご意見かと思います。

さて、5000万件の不明年金記録に始まり、現在のところ歴代社会保険庁長官の天下り報酬が問題になっているところでありますが(確かに天下り報酬は法外ですが、年金の件とは明らかに異なる事件です。皆さん騙されないように!!)責任の所在は一体どこにあるのか!

過去に起こした、皆さんも知っている厚生省の事件と加害者

公害問題・・・国と公害のもとになった企業
薬害問題・・・国と製薬会社と教授

知っていますよね。

国の管理責任に過失があって、国民が損害を受けた場合、国家賠償法という法律の下、国はその損害に対し損害を賠償しなければならない、という決まりごとがあります。

で、前述の二つの問題は何を意味するの?となるわけですが、単独で国が責任を負うことはない、ということです。(これ以外に他を見ても非常に少ないです)

つまり国は「私が悪うございました、どうかご慈悲を・・・」と素直に謝れない、思春期のチョイ悪少年と同じレベルの考えしかとってこれなった、ということなのです。

結果、駄々っ子の国は賠償金の一部を支払うだけで、謝りも何もせず、むしろ、金を払ってやったんだからありがたく思え!! 程度の極悪非道、最低最悪な態度をとってきていたのです。

ここで年金の話に戻って考えてみましょう。

今回の場合、責任は明らかに国が単独で負うべきものです。
しかし、過去の経緯から素直には認めたくないのがありありと見受けられます。

ただし、他に責任を押し付けたくとも押し付けられないのが現実です。

例え、歴代社会保険庁長官に責任を擦り付けたとしても、使用者責任(雇われている人の行動で損害を被った第三者がいた場合、第三者はその雇い主にも同様の責任がある、として責任を追及できるとされる法律用語)で問われるのは最終的に国になってしまうのですから。

皆さんはどう考えますか!?


追伸
やはり、まじめな文章は仕事上だけでたくさんです。
書いてて非常に疲れました・・・
しかもおもしろくないし・・・


誰もこの内容でポチッはしないよね、
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こんにちは

やはり出ましたね、追加未照合年金記録。しかも制度発足初期のもので既に廃棄処分済み、というのですから完全にバンザイ(お手上げ)です。

それともう一つ。
全国社会保険労務士会連合会の会長様より、我々にお達しが出るようです。
概要は 「消えた年金、宙に浮いた年金についての相談依頼があった際には、会員はこれを無料で引受け、加入履歴の照合に必要となる証拠調べまでを行うように」 とのこと。

所詮、労務士の所管が厚労省であることからのものとしか思えない内容ですが、
タダ=依頼拒否(正当な理由があれば拒否可能&タダで責任負いたい人、少数) 
タダ=不熱心(ということは、社保職員と労務士の二人掛りにまるめこまれて終了)
結果、労務士も同じ穴の狢かい(怒)となる可能性がなきにしもあらずでしょう。

一般的に士業者とは、自らの時間と手間と知恵と責任をかけ、ご依頼者の得られた利益から、それ相応の代金を受取らなければ成り立たない、単なる自営業者、ということです。これをご覧になっている皆様は、どうかこの点をお忘れになられないように、お近くの労務士事務所へ依頼をしてみてください。


さぁて、ようやく最終回の難攻不落、解読不能遺言の時間になりましたが、どこへ持参しても八方塞の古文書遺言。解読は成功したのか、またその結末は如何に!!

まだ、過ぎたるは何とやら 1をご覧になっていない方はこちらから

いやいや2からでいいよ、いう方はこちらから


お寺で散々!?な目に遭い、意気消沈した私は、ふと思うところがありご依頼者のお宅を再度訪問することとした。事件捜査の格言、現場百回、捜査は足で稼げ!! である。

しかしなぜ?
遺言自体は読めないにしろ、亡くなったおじいさんがどんな遺産を遺していたのか、もしかしたら、その遺産から遺言内容を推測できるかもしれない、という逆転の発想を閃いたからである。

気分は相棒で水谷豊演じる杉下右京の如く車を走らせる。
ようやく容疑者、もといご依頼者の自宅に到着、早速聞き込み開始である。

私 「つかぬことをお伺いしますが、亡くなられたおじいさんの遺産とはいったい・・・」

依 「これらいね」(これですよ)
といって、出されたものは数通の通帳と名寄帳(役所発行の所有不動産一覧表)

私 「これはこれは、大変貴重なものをお見せ頂き、ありがたく存じます。では少々拝見を」
と言いながら、雑談とともにそれらを一通りメモ

依 「おめさんに頼んだじいさんの遺書らろもさぁ、読まれんかったら読まれんで、そんでへぇいいぃんだいね。あんつぁら読まんねような字ぃしか書かんねがんがわぁりやんすけのぉ・・・」(あなたに頼んだおじさんの遺言だけど、読めなかったらそれで仕方がないと思っています。あんな読めないような字しか書けないおじいさんが悪いんだからね・・・)

私 「いえいえ、ようやくわかってきました。ある一点だけを除いては」

そう、古文書の専門家はまだいた!! 法務局の職員である。
法務局、電子化以前の過去の登記簿の中に、ミミズ体は確かに使われていたのである。

解読をお願いするだけなので、これなら司法書士でなくても堂々といける、と踏んだ私は委任状をもらい(内容は遺言の解読についての一切の権限というマヌケなものであるが)いざ法務局へ!!

しかし、法務局の態度は冷たかった・・・

法 「ウチはこういうのは扱っていないんですよ、何だったら家庭裁判所にでも持参して読んでもらったらいかがですか!?検認も終わっているようですし。」

私 心の中で (バカだった・・・最初からそうすればよかったのに・・・今までの苦労っていったい・・・)

かくして振り出しの家裁に戻り、件の担当官が現れる。

担 「やっぱり読めませんよね・・・(ニコニコ)」

私 「と、いうことは当初からあなたはそれを知っていた!?」

担 「ええ、当然です。検認を行っているのですから、内容を知らぬということはあり得ませんよ」
ニクイ、ニク過ぎる。しかしそりゃそうだ、と思い反論不能・・・

私 「では早速そのご回答を」

担 「簡単に申し上げますと、・・・・・・・」

聞いてビックリ玉手箱!!

某役所職員同様の部分がキーとなっていたわけだが、訳の分からない地名が出てくる部分については、何と単なる末期の詩なんだそうで、極楽浄土や地獄に纏わる現実の地名が記されているのだとか・・・(故に富士だの浄土ヶ浜だの妙な地名があったのである)

そして肝心の遺言内容は、たったの三行であり、「ばあさんより先に死んだらばあさんに、ばあさんより後に死んだら長男に全財産を引き継ぐこと。皆が仲良く相続しないと化けて出てくるからその覚悟で行えよ」という、しごく単純なものだったのである。

私 「参りました・・・しかし、よく読めるものですねぇ」
と、その担当官へ今までのいきさつなんぞを話しながらしばし歓談。

担 「こうした場合、専属の方に解読をお願いしているんですよ」
なるほど、さすがは三権分立の一つ、司法のチカラである

私 「いやいや、御見それいたしやした」
と、帰ろうとした瞬間、担当官がまた一言。

担 「いやぁ、あのオバサンは元気ですかねぇ、お陰で私も一つ利巧にさせてもらったからねぇ」
やっぱりこれを根に持っていたのか・・・

私 「はぁ元気です・・・」
二週間で病気んなるわけねぇだろ!!と再度ツッコみたいが・・・

こうして、読めない遺言は見事解読され、ご依頼者に報告し、後の相続手続きを行った訳である。

もちろん、遺言の内容について、ご依頼者には家裁で説明を受けてきた、などとは口が裂けても言えるわけがなく、同業者の先輩に読んでもらったことにしてあることは言うまでもない。(まんざらウソでもないので大目に見てね)

そしてその後、例の遺言書がどうなったかと言うと、おばあさんがおじいさんの形見にということで、お仏壇の中のおじいさんのお位牌の脇にチョコンと飾られることになったのである。(私特製の解説文付で)


それではまた。


遺言は楷書で丁寧に&家裁は親切ね!!
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プロフィール
HN:
所長 牛膓 智
性別:
男性
職業:
行政書士 & 社会保険労務士  .
自己紹介:
私たち事務所の専門分野は相続遺言、離婚、年金についての相談と手続きです。
これら現場での経験談や、冠婚葬祭に関すること、時事ネタなどを中心に更新していく予定ですので、宜しくお願いいたします。
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