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こんにちは
土日にも関わらず、反響が大きいために年金記事を書き続けている私ですが、ここで全てを書ききってしまわないと、どうにもこうにも私の気持ちも納まりがつかないため、お付き合いください。
今日は前回の続き、私の素朴なる年金に対する疑問です。
年金記録の不照合は意図的に行われていたのでは、と思うのは私だけなのでしょうか。
積立金を不祥事でスッてしまったから帳尻合わせで記録を破棄している(いた)のでは!?
違いますかねぇ、こうしてスッた積立金分程度に合わせた記録分を消してしまえば、簡単に帳簿上プラマイゼロのとんとんということにできてしまうのですが・・・
しかも共済年金部分についてはほとんど間違いがない、というのも怪しいと思いませんか!?
同じように管理されているはずなのに、片やは杜撰で片やは完璧・・・
消された記録総数は発覚してしまった分だけでも5000万件プラス1400万件で6400万件となるわけですが、本当にこれだけの数の不明分が出てくることなど通常では考えられないことだと、皆さんも思いませんか!?
真偽のほどが闇の中から出てくることは、まずあり得ないとは思いますが、私は非常に疑問に思えて仕方がありません・・・
因みにこれと似たような台帳に、戸籍や住民票、登記簿などがありますが(所管は総務省・法務省)こちらもごく稀に間違いはあるものの、これだけの数の誤りは過去の私の経験上、絶対にないと断言できますから。
帳簿操作を行うために行われたのが今回の消えた年金の真実だとしたら、皆さんはどのようにそれを受止めますか!?
一連の社保庁関連事件は氷山の一角だと思うのは私だけなのでしょうか。
他の省庁でも同じようなことをやってるんじゃないの!?
社保は完全に見せしめのイケニエになったようですが、これを教訓に「社保は散るべくして散っていった、諸君らは大丈夫かと思うが、不正とは、発覚するから不正なのである。発覚しない不正、それこそが我々の糧のもととなるのである!!然るに・・・」などと訓示がなされていなければよいのですが・・・
世代間扶養って、後から付け足したまがいものだと思うのは私だけなのでしょうか。
年金制度発足当初は支払い額よりも徴収額が多かった!!
当然なのですが、社保を中心とするこの国家的詐欺集団は、その余剰金をジャブジャブとドブに捨てたり(何とかピアや何とか会館、何とか病院など、利益より損益優先の施設は有名ですね)、シロート丸出しの投資で大失敗を犯したり(他人の金でギャンブルをしてマジになれる人って希少ですよ)、自らの私腹を肥やすため(これこそまさに消えた年金と言えるでしょう)に使っていたことは間違いのない事実です。そして、いざ支払い額が徴収額と同程度になった頃から生み出された造語がこの世代間扶養であろう、と私は考えます。
皆さん(私含む)も都合が悪くなったら何とか辻褄を合わせようと必死になりますよね(汗)
一見立派な感じともっともさを持ち合わせていますが、何故皆さんが年金=自分が納めた分を利息付でもらえる、と今も考え続けるのでしょうか!?
国民年金は、創設当初の昭和36年、「完全積立方式」を採用していました。
積立と書いてあるように郵便局の養老年金のような感じで始めたのでしょうが、一説によると旧郵政省が養老年金的商品を既に発売していたにも関わらず、金融に関するノウハウや実績も何もない厚生省に、財源が少ない省の財源確保のために強制加入年金制度を、ということで創設された、という噂もあるようです。
まさにこれが今となっては 「気違いに刃物」、だったことは言うまでもありません・・・
しかし、昭和40年代の法改正で給付額を大幅に引上げると共に、保険料も段階的に引上げましょう、としたことから、「修正積立方式」へと移行しました。
この部分までが、納めた分を利息付でもらえる、といった内容の健全な年金運営だったといえるでしょう。
しかしその後、昭和50年代後半から、年度内の年金給付に必要な費用を、その時々の保険料で賄わなければならない部分が拡大し、現在の「賦課方式」に移行したということなのです。
ここまでくると最後のあがき、恐怖の自転車操業状態になってしまった、ということです。
これが昭和61年に新年金制度をでっち上げなければならなくなった原因であり、この賦課方式と呼ばれるようになった頃から、世代間扶養などという鬱陶しい言葉が使われるようになったのです。
つまり、さきに言った不祥事の数々のお陰で、積立金をあっさりスッてしまったために、今の状況に陥ってしまった、という迷惑千万なお話であり、健全なる年金財政運営期間はたった20数年しか存続できなかった大マヌケな省庁と制度だったということなのです。
皆さんはご存知でしたか!?
そもそも厚労省自体がロクでもないことしかしない省庁だと思うのは私だけなのでしょうか。
不祥事の数より多く、国民のために有益なこと、何かしましたっけ!?
介護事業でまたまた問題が発生してますよね。そう、コムスンのことです。
あれもいい加減な管理体制と、いい加減なザル法のお陰で起こっている事態です。
この程度のこともキチンとできない、こうした組織こそ真っ先に解体し、悪を根源から絶やさなければ決定的な解決とはならないでしょう、「くさい臭いは元から絶たなきゃダメ!」!と過去のCMでも言っていたように。
年金保険料を支払っていてよかった、と思えるのは、今現在老齢年金を受給している人たちが最後だと思うのは私だけなのでしょうか。
現に保険料アップ、年金カットで本当にいいの!?
善良なる日本国民(反語→悪辣なる日本国民を騙るタヌキ)の誰もが納得しないまま、これで社会保険料の名の下、半強制的にお金が徴収されるという事実は今後も全く変わることはありません。これでは世界的に見ても類稀なる国家公認詐欺集団としか言いようがないではありませんか・・・
因みに、国民年金の支払いを滞りなく続けた人(約40年間納付済み)が、年金受給開始年齢直前に亡くなった場合、死亡一時金としてたったの30万円前後の支払いだけでチャラにされてしまうのですが、皆さんはご存知でしたか!?
40年間地道に払い続けた保険料の、実に直前たった2.5年分程度の還元で納得させられることは、故人にとっても家族にとっても、さぞかし無念の極みでしょう・・・
自らに責任があることを無視した物の言いように腹立たしく思うのは私だけなのでしょうか。
突合(とつごう)だの訳の分からん言葉でごまかしてる場合じゃないでしょうよ。
それに社保庁長官が年金管理の現場にいたわけじゃないんだから、責任の擦り付け合いはみっともないですよ。もしも長官に責任があったとしたなら、その長官を管理する立場にあった内閣や厚生省にも当然に責任があるではないですか・・・
亡くなった方の年金まで遡って支払うようですが、誰がそれを受取るのかがわからない、と思うのは私だけなのでしょうか。
そもそも死人に口なし、申請などできないのでは!?
この場合の年金の受け取り先がわかりません。亡くなった後の未支給年金を受けた遺族が受け取る権利を有するのでしょうか!?しかしその不払い年金は本来、生前に受取るべき年金であったと考えられることから、相続財産の一部になってしまう可能性が高いのではないでしょうか。もしも亡くなった方の分の年金が支払われる場合、どうか責任を持って相続年金の分配までしてほしいものです。また、その際には厚生労働省様から私たち事務所宛てに、相続人の調査などの委嘱をしていただきたいものと所望いたします。
もちろん依頼料は法外な、厚生労働省特別優遇価格 (非課税)で、ということは申すまでもございません。
首を長くしてお待ちしております(礼)←これで依頼が来たら大笑い!!く・る・わ・け・な・い・で・しょ♪
サラ金の過払い利息より厚労省の不払い年金のほうが罪なのでは、と思うのは私だけなのでしょうか。
サラ金は一時的にせよ、当事者を救ってくれていますよね!?
どっちもどっちでしょう、と言われればそれまでですが、過払い利息については証拠が必ず残る仕組みとなっているため、比較的簡単に返還請求を行うことができます。それに比べると不払い年金は・・・
また、こんな考え方もあります。
過払いで返還されたお金を見たら、ラッキー、助かった!!と思うでしょう。
でも、本来もらえた不払い年金をもらったとしても・・・当たり前としか思えない。
人の心理とはこのようなものです。
だいたい以上ですが、まだあるんじゃないの?という方は消えた年金とは4をこちらからお読みください。ほとんどセットで一つのようなものですが、あまりに長文化したため分割して掲載してあります。
それではまた。
労務士なのに、よくぞここまで正直に書いた!!
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