[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
こんにちは
本日は、災害に関する無料相談で多かった事例をアップしていきたいと思います。
理由は昨今の中越沖地震や九州の水害など、災害で被災されている方が非常に多いことから、これらの方々にとっての参考になれれば、ということからの掲載です。
1 災害で不動産登記済権利証を汚損した場合
不動産登記済権利証(以下 権利証といいます)の再発行はできません。
ですので、汚損してしまった権利証をそのまま保存するしかありません。
ただし、汚損の状況によっては、記載内容が不明瞭になってしまっている場合があります。
この場合には、
(1) 所有物件のある市区町村役場で名寄帳などを取得する。
(2) 名寄帳などの番地をもとに法務局で登記簿謄本を取得する。
(3) 登記簿謄本と汚損した権利証と一緒に保管する。
といったことで、対応するのが無難です。
登記簿謄本には全部事項証明書と登記事項要約書の二種類があります。
値段は一通、全部事項証明書が1000円で、登記事項要約書が500円です。
登記されている物件と所有者、所在地だけがわかればいい、ということであれば値段の安い登記事項要約書ですみますが、何らかの理由で他のものまで知る必要がある場合(抵当権の設定など)には、全部事項証明書を取得する必要があります。
また、最近の権利証は不動産登記識別情報というものに変わっています。
この登記識別情報には目隠しシールの下にアルファベットと数字の組み合わせでできた12桁の暗号が入っており、その暗号を見られてしまうと従来の権利証を盗まれたのと同じ結果になってしまいますので、ご注意ください。
万一、汚損によってこの目隠しシールが剥がれてしまった、などの際には法務局に届出をすることです。
2 災害で不動産登記済権利証を紛失してしまった場合
1で書いたように不動産登記済権利証の再発行はできません。
権利証を失くしてしまったこと自体が、即その権利関係に影響を与えるものでもありません。
ただし、どうしても不安である(どこかで誰かに拾われ悪用されないか等)場合や、将来売買などで所有権の移転登記をする必要がある、などの場合には法務局に紛失の届出申請をすることが可能です。
記載内容の確認方法は1と同じです。
3 災害による税金の減免など
対象となる税金などの種類は
自動車取得税、不動産取得税、個人事業税、個人県市民税、固定資産税、都市計画税、国民健康保険料
などで、
減免、納税猶予、納付期間の延長
などの措置があります。
また、これら税金などの減免等には以下の要件があります。
所得税について確定申告をする方(自営業者など)は、住宅や家財に損害を受けた場合、所得税法に定める雑損控除か災害減免法に定める税金軽減免除のどちらか有利な方法を選択できます。
給与所得者(サラリーマンなど)や公的年金受給者は、住宅、家財に2分の1以上の損害を受け、災害にあった年分の合計所得額の見積額が1000万円以下である場合、源泉徴収の猶予か還付措置があります。
さらに、個人の県市民税については住宅や家財に10分の3以上の損害を受けた場合に、減免や納税猶予措置があります。
固定資産税、都市計画税も住宅や家財に10分の3以上の損害を受けた場合に、減免や納税猶予、納付期間の延長などの措置があります。
以上今日はここまでです。
それではまた。
今日もありがとうございます。
はじめに、昨日の中越沖地震で不幸にも生命を落とされてしまった被災者の方々に対し、深く哀悼の意を表すとともに、慎んでご冥福をお祈りさせて頂きます。
さて、様々な報道でご覧のとおり、昨日7月16日10:13不幸にも大地震がまた新潟県中越地方を襲いました。
私は震度5強が観測された三条市にいたのですが、先の中越地震よりも強い揺れを感じたような気がします。ただし、今回は前回の中越地震のように、強い余震が少ないことが幸いです。
ちなみに三条市内の自宅の都市ガスメーターにつけられている、地震時緊急停止装置が初めて作動していました。復帰ボタン一つで直ったのですが、やはり先の中越地震よりも揺れが大きかったのでしょう。
こうした大地震を2回(震度の大きい余震は数知れず・・・)感じた私ですが、こうした強い地震が来る時というのは数秒前に必ず「ダンプが通る音を数オクターブ低くしたような音」が私には聞こえるようです。
幾度となくこうした話はいろいろな人と話し合ってみたのですが、この音、聞こえる人とそうでない人がいて、聞こえる人の割合はかなり少ないようです。
実際に昨日、被災地である柏崎市弟夫妻のアパートで母親と弟の妻であるA子さんの3人で割れたグラスや食器類の片づけをしていた時の強い余震が起きた際にも私にはそれが聞こえ、
私 「来る、強いのが来る!!」
母 「なに!?」
の直後に震度5強の余震がきて、母親が驚いていました。
実際にどうなのかはわかりませんが、地震で震源地に近い地面が揺れる音の方が先に到達して、その後に地震波が到達し、地震という本来の現象が起きているのでは!?などと私は思っています。
そしてこの音、周波数が低いために人によって可聴帯域内なのかそれ以外、ということで聞こえる人とそうでない人がいるのではないかと思います。
震源に近いところにいたA子さんや先の中越地震被災者である私の妻などは、地震発生直前に爆弾でも落ちたかのような音が聞こえた、ということですから、これは地中の断層がずれた瞬間の音なのでしょう。
また、大地震でマグニチュードの値が大きい地域(被災状況が著しい地域)では、地震発生からしばらくの間、土を火で炙ったようなにおいがするようです。
これも先回と今回の地震でわかったことなのですが、実際に田んぼの真ん中を車で走った際、明らかに通常の田んぼのにおいとは異なるにおいとして感じました。
また、今回の地震では火災発生件数がゼロということと、市街地でも同様なにおいがしたこと、などからも恐らく地震による地面の揺れといったエネルギーが地面の摩擦を引き起こし、それがこうしたにおいとなっているのでは、と私は考えています。
因みに昨日の地震発生からアメダスの気温を見てみると、同じ日本海沿いの柏崎周辺の観測地点の中で、柏崎の気温が多少高くなっている、といったのは単なる偶然なのかもしれませんが、どうなのでしょう!?たしか中越地震のときも10月末にしては気温が高目だったような気がします。
最後に、柏崎の現地では、いたるところで道路が寸断されているため、柏崎に続く数本の道で大渋滞を起こしています。(弟は職業上現地に残らざるを得ないため、私たちは現地からA子さんを連れて帰りました。)
帰路でその渋滞している車のナンバーを見ると、県外からのものが非常に多く見受けられましたが、被災地は観光地ではありません。(本来は海の街なので観光地ですが)
また、携帯やデジカメなどで倒壊家屋などを撮影している人達も数多く見かけましたが、もしもあなたが逆の立場であったとしたら、どう思うでしょう・・・
一日も早い復旧と復興をお祈りいたします。
それではまた。
最近の新潟は災害が多いわねぇ・・・
と思われた方は応援のクリックを
↓
今日もありがとうございます。
今日の新潟は雨がシトシト降っているものの、あまり台風の影響を感じさせない日中となっています。
さて、本来であれば今日この時間はヤンキー先生こと義家弘介さんの講演会に行っていたはずなのですが、参議院選挙に立候補されたため中止となってしまいました。
前々から一度は直接お話しを聞きたい、と思っていた私は6月25日の整理券発売初日に三条中央公民館で整理券をゲットしたのですが(直後に売切れ)、翌日、主催者である市の青少年育成課から電話があり、中止が決定したため整理券を持参の上、返金に来て欲しいとの連絡・・・
誠に残念な気持ちになってしまいました。
義家さんはほとんど私と同年齢ということと、出身地が長野で近いということ、真っ直ぐな考え方、波乱万丈の人生、などなど同性である私から見てもカッコイイと思える数少ない人です。
選挙に立候補することがいいのか悪いのかはわかりませんが、議員になったとしても、今の輝きだけは失って欲しくない、と思うのは私だけでしょうか・・・
今までにも選挙の時だけ利用され、人生を狂わされた方々が大勢います。
義家さんのそうした姿は見たくありません。
選挙のおかげで講演会がなくなったということよりも、こちらの方が私としては憂いてならない事項だと感じています。
ちなみにこのブログのカラーは義家さんのホームページに似たものを、ということで設定したりしています(笑)
義家さんのホームページ(参考までに)
それではまた。
世のため人のためになる議員になってください!!
と思われた方は応援のクリックを
↓
今日もありがとうございます。
昨日7月13日は三年前に五十嵐川の堤防が決壊し、未曾有の大水害となった日でした。
この水害で不幸にも亡くなられてしまった方々におかれましては慎んでご冥福をお祈りいたします。
水害自体のお話は、様々な報道等でご存知になられていると思われるので割愛しますが、その後どのような状況になっていったのかをここでお話いたします。
まず水害で水が引いた後、一番最初にやってきたのは、
「水道から水が出ない」
ということでした。
えっ、どうして?
水は溢れているのに、水が出ないとは・・・
大水のおかげで浄水場の取水口に流木やら何やらが詰まって、浄水場に水が入らなくなってしまったのがこの主な原因でした。
また、日中に市内各地で水害による泥の撤去作業を一斉に行なったため、需要についての供給が不足してしまったことも重なり、事実、夜になると少々の水が出てくるといったものでした。
また、こうしたことが原因で、実際に被災してしまった私の友人からポリタンク購入と飲料用水搬入の要請があったのですが、このポリタンク、被災直後にも関わらず、どこのホームセンターへ行っても売切御免・・・
知っている店長にこっそり話を聞いてみると、役所への出荷で在庫は本当にないとのこと。
友人への義を果たすべく、尚且つあきらめの悪い私は、漬物樽と縄と棒を購入し、そこへ水道水を詰め友人宅に持っていったことを覚えています。
よくこんなので持ってきたね、と友人は笑っていましたが、後日この漬物樽運搬法が普及したのかどうかはいざ知らず、漬物樽もホームセンターから姿を消すのに時間はかからなかったようです。
そして次にきたのは泥上げ作業でした。
善行を行ない天国へ行こう、などとは微塵も思わない私なのですが、さすがに様々な友人からこの泥上げオファーが殺到した際には、義理と人情を重んじて応援に行くことにしました。
まず、臭い汚い重い・・・
特に見附の友人宅に行った時が一番悲惨で、水没して修理したばかりの軽トラが道路の真ん中でエンストするは(結局押して自宅まで帰りました)、蔵の中から水を吸った布団が大量に出てくるわ(これがまたひどく二人でやっと持てるほど重い)、などなど相当の重労働でした。
また、ボランティアにも行きましたが、たまたま一緒の班になった人達が旧白根市消防署職員の方々だったので、こちらは結構ラクに事が運びました。
その後のボランティアは、たまたま私が地元の人間ということで、他から来られたボランティアの方の道案内や地図の作成などを任されましたが、自家用車が外から中まで泥だらけになってしまう結果になってしまいました・・・
そしてそうこうしているうちに来たのが、新潟県行政書士会からの無料相談員という役目。
相談内容で圧倒的に多かったのは
水没した自動車に関する相談
で、以下に
不動産登記済権利証に関する相談
借地借家に関する相談
融資、助成金に関する相談
損害賠償に関する相談
労働に関する相談
その他でした。
これは三条市役所で一ヶ月程度入れ替わりで行ったものですが、相談中に怒りをぶつけてくる方や感極まる方など様々な方々が毎日来られた相談所でした。
この水害での無料相談の内容を綴った冊子は後日できあがり、私の手元にもありますが、興味のある方は新潟県行政書士会までお問合せください。
こうした現在も台風や梅雨前線の影響で、様々な災害が発生している地域もあろうかと思いますが、どうかご無事でいられるようお祈り申し上げます。
それではまた。
地震、雷、火事、オヤジ・・・風水害は!?
と思われた方は応援のクリックを
↓
今日もありがとうございます。
今日は相続関連の内容です。
実際の相続手続きで一番多いケースといえば、
配偶者と子(複数人)が相続人として遺されるか、
子だけが相続人として遺されるか、
のどちらかで、
相続財産は土地家屋、
といったのが一般的かと思います。
そして、ここ新潟県内の方の場合ですと、
会社勤務の都合上、子が地元以外の場所に住んでおり、、
更に相続財産の中に、
田んぼ
畑
山林
などが含まれるケースが多いように見受けられます。
そして、この土地家屋以外の不動産相続について、が今日のお話のメインです。
今、団塊世代の方に人気なのが「田舎暮らしのスローライフ」ということのようなので、こうした観点から見た場合でも、多少の参考にはなろうかと思います。
さて、この田んぼや畑、山林ですが、面積の割に評価額は低く設定されています。
これは農林業に従事する方の農地(林地)の固定資産税を安くするために、宅地や雑種地とは異なる評価を行なっているため、と思われます。
また、実際の農林地の売買価格も低いものとなっています。
ただし、農地売買の場合は、買う人が農家と認定されていなければ、買うことができないので注意ください。
で、これらを相続財産として相続する場合ですが、まず一番問題となるのが、
登記簿にある地番と実際の場所がわからない
といったことです。
田んぼなどでは当然、番地表示はありませんし、また、一箇所に集中して田畑山林があるとは限らないのが現実です。
そして次に気を付けるべき点は、
農地等にはカンタンに居住用の家屋を建てられない
ということです。
農地に居住用家屋を建てる際には、事前に農地自体を宅地などに変更する手続きが必要となります。
特に市街化調整区域に指定されている場所(新潟県内ですと新潟市、長岡市、上越市周辺)や、農業振興地域(各市町村によって異なります)などでは、その変更手続きが一段と厳しいものになっていますので、相続してその農地等に建物を建てて別荘のように使おう、と思ったとしてもウマクできない場合があります。
こうなると耕作義務だけが残ってしまうのと同時に、手入れを全くしないと雑草だらけになってしまい、周囲の農家からクレームを受けてしまう、といったことになりかねません。
実際に私たちが行なった相続手続きでは、そのほとんどが、亡くなられた方と同居して農業を行なっていた子が不動産の全てを相続し、葬儀費と相続費を差引いた預貯金を分け合う、という形をとっています。
理由は上記の不都合を発生させないためです。
もしもその後、「田舎暮らしのスローライフ」がしたい、と、都会から他の子が戻ってこられた場合、相続した子から借地として無償で借りればよいわけで、そこで本物の農家から実習を受けることができ、適性を知ることができる訳ですから、失敗の恐れも少なく、双方にとって有益なことと思います。
ただ少数意見として、山間地の田畑や土地建物などを相続人が誰も相続したくない、というケースもあります。
理由は、自転車操業状態で難儀なだけの農業などはしたくもない。
ということなのですが、これはそれぞれの価値観の相違ですから、中にはこうした方もおられる、といったことでご理解ください。
私は農家の多い地区にいますが、農家ではないので、農業についてはあまり詳しくありませんが、こと農家の相続については完全に1つのパターンがあるものと確信しています。
それは、昭和30年代まで残っていた家督相続制度を今でもきっちり踏襲しているということです。
農家という性質上、守るべきものは守る、という考え方だと私は思いますが、皆さんはどう思いますか?
農家って一子相伝なのね、
と思われた方は応援のクリックを
↓
今日もありがとうございます。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
リンクは随時受付けておりますので、HPのお問合せフォームよりお願いします。
篠原内容証明作成センター
新潟の内容証明作成ブログ
内容証明作成人の気ままなブログ
新潟県での会社設立・起業サポート
新潟の起業家支援!行政書士 田中のblog
クーリングオフの達人
債権回収の知識
内容証明の達人
悪徳内職商法撲滅研究会
悪徳訪問販売撃退研究会
撃退!!デート商法
行政書士齋藤総の日記 カモ通
投資信託にハマる行政書士
IPO(新規公開株)にかけろ
内容証明書き方教室
前原行政書士事務所
行政書士前原のブログ
会社設立代行センター
クーリングオフ代行.com
クーリングオフ手続代行専門法務事務所
離婚協議書・公正証書・離婚相談
個人事業の法人成りをお手伝い
平出社会保険労務士事務所
これら現場での経験談や、冠婚葬祭に関すること、時事ネタなどを中心に更新していく予定ですので、宜しくお願いいたします。